与太

軽音サークル員が好き勝手に書く連載

コピーバンドをやる意味

「コピーなんて何の意味もないし、コピーバンドサークルなんて馴れ合いじゃないですか?」

 

毎年新歓期になると様々なサークルの質問箱にこのような質問が送られてくる。怖いですね。匿名の場で言うんじゃなくて私に対面して言ってほしい。ボロボロ泣きますよ。

 

結論から言うと、コピーバンドそのものに意味なんてないです。馴れ合いっちゃ馴れ合いです。強いて実質的な利点を挙げれば、そこから演奏技術の向上が見込めることくらい。まあでもそれは各々コピーして練習すればいいだけで、何十人も集まってやる必要はないかもしれない。

 

好きなバンドをコピーすることで、自分を含めメンバーはもちろん楽しめる。もしよろしければ、観客の方々に喜んで頂ければ…と言うくらい。それだけ。

 

楽しいだけです。コピーバンドなんて。楽しいだけ………

 

そう、楽しいんですよね、コピーバンド

 

匿名でコピーバンドサークルをディスってる99%の人達は、楽器始めたばかりの頃はコピーばかりしてたと思いますよ。上達に直結だし、なにより楽しいから。その楽しさ知ってるから、自分もやってたから、特定されないで済む匿名で馬鹿にしたくなるんじゃないですか?

 

中には本当にコピーなんてカス論者の方いるかもしれませんね、ずーっとオリジナルバンドで売れることだけを目標に頑張ってきた人とか。その人達にとっては、オリジナルが1番楽しい。私たちにとっては、コピーが身の丈に合っていて楽しい。これでいいんじゃないんですかね。

 

しかしながら、世の中にはレベルの低い場所を高みから見下ろすことで悦に浸る人が結構いるので、きっとその被害に遭いがちなのがコピーバンドサークルなんでしょうね。

 

どこの大学も程度は違えど同じようなもんです。その大学で一番、またはトップクラスに上手いサークルの人達はもちろん全員ではないにしても下に突っかかりたがる人がいる。関わってこないでほしいですね。折角めちゃくちゃ上手くて私も尊敬のあまりチップでも投げたい心持ちなのに、先手必勝と言わんばかりに石投げて来ないでください。泣きますよ。

 

楽しんでますか、バンド。私はコロナでブチギレそうです。助けてください。密です。

 

楽しければいいんです。楽しければ。異性からモテようって動機でバンド始めてもいいし(何年か続けてもそれがバンドのメインのモチベなら辞めたほうがいいよね、ってめちゃくちゃギター上手い友達が言ってたけど)。

 

また読む意味がない文を書いてしまいました。

 

状況が落ち着いたら、死ぬほどバンドしたいですね。合宿で10バンドとか組んでスタジオで死にたいですね。ご一緒にどうですか?grooveで待ってます。

 

段落ごとに、3行ソーシャルディスタンス。

 

しこ